本当に効果のある手技を学びたい方に臨床中医推拿塾 中医学研究所
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受講生の声
臨床中医推拿塾
第2期修了 信長正義

 私の推拿との出会いは1998年の孫維良先生との出会いに他なりません、

当時の私は、中国料理店のウェイターのアルバイトをしながら、
シンガーソングライターを志し音楽活動をやっておりました。

その年の6月に音楽を通じて知り合った妻と結婚し、
生活するにも困らない収入はありました。

しかし当時の私は、全くのアルバイト意識で働いており、
「お金を得るための仕事」しかやっていませんでした。

一方で、社会の一員としてなすべきことができていないのでは?
とも悩んでいました。

音楽で多くの人を喜ばせたい、癒したい、感動させたい、
自分のつくった音楽で誰かに認められたい....

とは言え、現実には音楽で収入を得ることはできず、
目の前の妻を喜ばせるのがやっと、
いや、それも満足にできていなかったかも知れません。

料理店では厨房に入った一年目の新人コックが、
二年、三年とみるみるまに一人前に育ってゆきます。

一緒に働いていたアルバイト大学生は、
就職の時期を迎え、立派な社会人に旅立ちます。

おまけにバイトとは言え経験年数とともに仕事の責任と負担は増え、
音楽に向き合う時間はなくなる一方。

「独立して社会貢献できる職業を持ちたい」
正直、このような願望が私の中に芽生え始めました。

来る日も来る日もそう思い描いていたところに出会ったのが、
その中国料理店のお客様であった孫維良先生でした。

あるきっかけで親しくお話させていただくようになり、
先生のお仕事の話をしてくださいました。

「北海道から飛行機で杖をついていらっしゃった脚の悪いご婦人が、
 帰る時は杖を忘れてスタスタ歩いて帰っていきましたよ」

また先生は、私の現状の仕事と生活そして将来のビジョンにも興味を示していただき、
「よかったら事務所に遊びにきなさい」
とも言ってくださいました。

そのような機会が当時何度も訪れ、
『この仕事を自分の職業にしたい』
その度に強い思いが私の中に育っていきました。

意を決してある日、孫先生の事務所を訪ねて思いを伝え、
勉強する方法があるかどうか伺いました。

「専門家向けの勉強会だけどそこにきてみたら」
それが臨床中医推拿塾でした、もちろん即入塾を決めました。

塾の内容は私にとって大変高度なものでしたが、
推拿を修得することに対する意欲は回ごとに増すばかりで、
一人前になるために自分を「推拿漬けにしたい!」と思うようになり、
3ヶ月目には弟子入り志願していました。

1999年の塾修了後に運良く弟子入りさせていただき、
2000年に今の千代田区五番町に事務所を移転した時から、
東京中医学研究所のスタッフとして働かせていただけるようになりました。

運良くご縁をいただいて入った推拿の道ですが、
思った以上に厳しく奥の深い山道です、
ぼくにとっては人生そのものです。

平らな道はほとんどありませんが、
歩み進めば時おり見える風景が必ず広がります。

2006年に東京都中野区で『すいな健康院』を独立開業し、
年間の売上が約1000万円になるまでになりました。

推拿普及と人材育成に興味を持ち、
組織づくりを学び、志し始めた段階で、
『すいな健康院』が都道の道路拡張計画で移転になるのを機に、
2016年6月より東京中医学研究所に復帰。

2017年5月現在、
孫先生のもと、スタッフの皆んなと共に、
初心に戻り推拿をまたゼロから学び、
自らの成長と共に、日本での推拿普及を志しています。




臨床中医推拿塾修了
土田瑛介

 私とすいなの出会いは、19才の時でした。元々、医師である父の影響で西洋医学への興味・関心が強く、医者への憧れもありました。病気になった時も、どれだけ助けられたことか分かりません。現代医学の発展は目覚ましく、その技術の進歩は、実に頼もしく素晴らしいものです。しかしながら、今の現代医学には唯一欠点があります。それは、東洋医学でいう『未病』『不定愁訴』に極めて弱い事。
 つまり仮に、患者様が何か症状を訴えたとしても、血液検査などで数値に異常が出なければ、手出しする術がない、という事実でした。また、数値に問題が出たとしても、その多くは数値を抑えるのみで、なかなか根治にまで至らないケースが多いと感じます。さらに、その検査及び治療のための機械の研究・実験・開発・製造・設置・使用までに、超莫大な時間と費用を費やしていること、にもかかわらず今だに難治性の病気の治癒率はあまり変わらない事に、どこか違和感を覚えます。もちろん、その技術は、今後必須です!しかし、そこに頼りすぎるのは如何なものか?と疑問に思います。

 もっと身近なところに、事前に身体の問題点を見つけ解決に導く、また予防する方法はあるのではないか?盲点になってる部分があり、今の医師たちは、それを見落としてるのではないか?そう想ったのが、小学生〜中学生にかけての頃でした。
 今にして思えば、どうしてその様な考えに至ったのかよく覚えていませんが、自分の中で大きな可能性として、膨らんでいきました。そんな時に、たまたま観たテレビ番組で、中国の山村ですいな正骨をしている先生の映像を見て、直感的に『コレだ!』と思いました。世の中にまだこんな治療法があるのか?と驚きました。

 それ以降、東洋医学・手技療法の世界を知るようになりました。それから、漢方・鍼灸・すいなの中国三大療法を知り、気功・太極拳・薬膳という文化があることも知りました。正直、欲張りな僕は、それらをまとめて教えてくれて国家資格も取れる学校はないかと探しました。 しかし、驚くべきことに国が定める専門学校には、そういった自分が想い描いた学校は、一切ありませんでした!国の学校にもかかわらずです!鍼灸・あん摩マッサージなら、それだけを三年間。
 さらに、どこにもすいなや骨格の矯正を正しく教えてくれるところはなく、日本ではカイロプラクティックの学校しか思いつきませんでした。仮に、カイロの学校を出ても国家資格ではないため、正式に治療として行うには、柔道整復師の国家資格が必要で、この資格を取るのにも専門学校に三年間通わなくてはなりませんが、骨格の矯正を正しく教えてくれるところは、おそらく無いため、また学校に通い直さなければなりません。ここまででも、頑張って最短で5年以上かかります。学費としては、1000万円近くかかります。
 しかも、国家資格を得たからと言って、ちゃんと治せるようになるには、凄い先生を見つけて弟子入りするか、高いお金を出してセミナーに行きたくさん練習する必要性が出てきます。
 しかし、それぞれ多くのメリット・デメリットがあります。もちろん医学部に通い正式に医者になれば、薬の調合以外ならどんな治療も認められるかもしれませんが、日本では医学部のどこにも、それらの知識・技術を教えてくれるところはもちろん無く、また勉強している時間も無いため、結局学び直さないと行けません。しかも、国家資格を得たとしても、保険に制限があるため、自由な治療が出来る訳ではなく、結局のところ患者様は実費による自由診療を受けるしかないのが現状です。
 正直、日本の法律に則った制度の元では、時間とお金が掛かり過ぎると思いました。今の日本の医療教育や体制は、あまりにも非効率的で、お金と時間ばかりを吸い取られるようなシステムに成り下がってしまっている!ただの金儲けではないか?と感じます。そのために、本物の資格と知識・技術を得られるチャンスが減らされ、資格取得に囚われるあまり、高い志しを得られる学生が少なくなってきてしまっているのではないか?と感じます。
また、患者側からしても自由に受けたい治療が受けられないのも、可哀想ではないか?と思います。医師不足が囁かれますが、そもそも日本の今の体制そのものに、問題が山積していると思われます。これは、とても残念な事です。

 つまり、鍼灸・あん摩マッサージ指圧/柔道整復師の国家資格を得るためだけに、3〜6年間費やすのは馬鹿馬鹿しいと思いました。少なくとも『今じゃない!』と感じました。そんなこんなで、高校卒業2年目にしてようやく見つけたのが、黒竜江中医薬大学日本校という専門学校でした。内容は、すいなはもちろんの事、中医基礎理論・診断学・気功・太極拳・漢方・薬膳・足裏反射療法・カイロプラクティックなど、まさに自分が思い描いていた学校に極めて近いものでした。
 その中でも、特に自分に合っていると感じたのが、すいなをはじめとした手技療法でした。即効性があり、速践力になれるのが一番の魅力でした。ここで知識と技術を学べたのは、私にとって大きな財産になりました。
 ここで得た財産をより実践的に効果的に活用出来る様になりたいと思い、臨床現場で活躍しているすいな療法の第一人者を探し、ここ『東京中医学研究所』の“孫維良”先生に出会ったのです!先生のすいなは、私が目指すすいなの理想型に最も近いものでした!

 先生の掌は、まるで“タコな吸盤”の様にピッタリと吸い付き、それでいて“ジェリーフィッシュ”の如く力みが無くじんわりと浸透し、動きはまるで“龍宮の使い”のように滑らかで連綿として途切れることがなく、身体の奥の芯のコリまで解きほぐされるような強烈な感覚は、まさに“ウツボのデスロール”で身体の奥の悪しき者を食い千切られるかのようです!まさに、自分の探し求めた技術だ!と実感しました。

 何より一番驚かされたのが、塾で先生に腹部すいなをしていただいた時に『腸無いじゃない??』と言われた事です。『え?腸がない???自分はどうやって排泄してるんだ????』と、その時は思ったのですが、ふと思い出したのです。以前、父に何かのきっかけでお腹のレントゲン写真を撮って貰った事があり、その時にたまたま大腸がクッキリ映し出されたのですが、なんと三角形をしていたのです!どうやら大腸の左側が腹壁から剥がれてしまっているようで、それで三角形になってしまってるみたい。それを孫先生は、触っただけで分かってしまった様でなのです。いらいろな先生に巡り合う中で、それをズバリ当てられた事は、一度もありませんでした。
 先生の眼と手は、まるで“シャコの眼”や“鯨の超音波”の様に、色々なもの見透かしているかのようです!
本当に素晴らしいです!

 より中医すいなの魅力と奥深さを実感させられ、自分も孫先生みたいになりたいな〜?と思いました。

 実際、先生に教えていただいた臨床すいな手技のお蔭で、父のぎっくり腰(軽度だったが…)1回で改善しました!

 実家で施術させていただいているお客様に、腹部すいなをしたところ、冷え性がかなり改善し、疲れにくくなったそうです!しかも、そのお客様は最初来た時、両手バネ指で整形外科から『手術がいる!』と言われていたらしいのですが、1年たった今ではもうほとんど症状が無く、手術不要になってとても喜んでいただけた様子で、今でも私のところに通い続けてくれています。さらに最近では、五十肩にも比較的良好な効果を得られる様にもなってきました。
 
  それも これも、孫先生のすいなの賜物です!
 とても感謝しています!

 この世界の一員になれたことを誇りに思います!

 また、こんな素晴らしい療法の数々を学ばせてくれた、父・母に“ありがとう!”と言いたいです!


臨床中医推拿塾修了
和歌山幸子

 私と推拿の出会いは、孫先生との出会いです。

 孫先生と出会った頃の私は、人と会う事が怖く、家の部屋から外に出る事も大変な状態でした。そんな時「何か外に出るきっかけを」と、親の強引な進めで孫先生の生涯学習の講座を受講する事になりました。

 その講座は“太極拳”と“気功”でしたが、“気功”の講座の中で「こんな手の動き見たことある?」と言って見せてくれたのが推拿の按揉法でした。「虫みたいでしょ?」と言って笑顔を見せる先生の手は、床にピッタリと吸い付いたまま前後左右にウネウネと動く、まさに虫。先生の手の骨が無くなってしまったかの様でした。

 その後不思議なことに一年ほどで回復し、仕事をする意欲も生まれました。

 夜眠り、朝起きてご飯を食べ、仕事に行く。そんな人並みな生活が出来る様になった時、自分の回復の手助けとなった東洋医学に興味を持ちました。

 異常は無いけれど症状がある“未病”や病気に対して、薬や手術だけでは無い治療法があることを知り、学びたい。そして資格と手に職を。と考えました。

 今は鍼灸の学校に通いながら、孫先生の元で“虫みたいな手”になるため推拿を勉強しています。


臨床中医推拿塾修了
榮野川千佳

 大学時代に中国の大連に一年間留学しました。授業中に先生が、中国には推拿という手技療法があること、先生のご家族の不調も推拿で治った、という話をしてくれたのがきっかけで、推拿の存在を知りました。

 大学卒業後は会社員として働いていました。忙しい日々が続いて、もうダメだ、というときは整体に行き、持ちこたえていました。仕事はやりがいはありましたが、このまま人生が進んでいくことに疑問を感じ、新たな道を探し始めました。助けてもらっていた整体のことや、幼い頃、母親に肩もみをして喜んでもらえたのが嬉しかったという経験もあり、人のからだに関することをしたいという思いが強くなりました。

 自分のペースで、誰かが辛いときに心も体も楽になるお手伝いが、仕事として一生できれば幸せだなあ、家族や友達、周りの人たちの健康につながる手助けができれば、少しは恩返しになるんじゃないか、という思いもありました。

そして、留学以来、頭の片隅にあった推拿への興味が募り、日本で学べるところを探し、孫先生と臨床推拿塾にたどり着きました。一度は体験してみたくて、当時住んでいた故郷の沖縄から東京に孫先生の施術を受けに行きました。このときのことを、今では先生に「偵察に来たよね。」とよくからかわれています。実際に受けてみて、孫先生の辛いところにピタリと手が行く的確な施術に感動し、推拿を学ぼうと決心しました。

 推拿を学びはじめてから、東洋医学の奥深さにますます魅せられ、昨年から鍼灸専門学校にも通っています。

 将来、沖縄で開業し、推拿と鍼灸を組み合わせた治療ができるように日々研鑽を積んでいます。


臨床中医推拿塾修了
田島江利子

 20代後半ずっと自分のライフワークを探していました。

 まず、色んなことをやって、本来やりたいことを徹底してやってみる、それが、多くの事から私が学んだ一つの答えでした。

 元は物創りが好きで、縁あって建築を専攻し、就学していましたが、二年ほどで何か違うなという違和感がある中、ひたすらに進んでいった記憶があります。勉強と仕事は違うものかもしれない、とただ只管突き詰めていった結果、やはり違うんだ、と思い至りました。そこから、自分は本当に何がしたいのか?模索が始まりました。

 また、当時、一つの願望として、英語を使いこなしたい、というものがあり、留学に対して強い憧れがありました。長期間の休暇は社会人には取りづらく、会社を辞める覚悟がないと不可能なように思っていました。やりたいこと、やりたくないことの狭間で我武者羅に取り組むことは、身体に無理をきたすことが往々にしてあります。施術をとおして、多くの人は、特に日本人は真面目で、自分に厳しく頑張り屋が多いので、何よりも体を大切にしてない人が多いように感じます。私は一つの夢を叶えるため、カナダにワーキングホリデーしました。とても素晴らしい体験で、広島から一度も出たことのない自分にとっては、非常に他のものに代えがたい大きな経験でした。

 実は、出発する前に大長今(デ・ジャングム)という韓国ドラマを見たことが、この推拿の入門のきっかけです。これから、一体何をしよう?色々な経験を積みました。その中で、ぐっと来たのがこのドラマの主人公、料理人を経て、鍼師となった彼女の生きざまでした。次々に人を治していく。人が元気になっていく、その姿はまぶしく、美しく、その世界に触れたいと思い、手段を調べ始めました。鍼の学校を調べていたちょうどその頃、私の従姉が推拿っていうのがあるよ!と助言をくれ、全く知らなかった推拿の世界の扉が開かれました。鍼と比較すると、同じ中医学のうち、推拿、漢方、鍼灸は三大医学であり、場所、時間を選ばない、体一つ、指ひとつで治せる!そういう存在だと知りました。

 当時、広島でも鳥取島根あたりで活躍している推拿の学校があり、そこに勉強をしにいこうかとも思いましたが、折角いちから習うものであるならば、第一人者のもとで習いたいと思い、探し始めました。 数ある中で、光っていたのは、この孫先生の臨床中医推拿塾でした。東京でしたが、カナダよりは近い!
 カナダから帰ってすぐ始めようと決めていたころ、東日本大震災が起こりました。東京の被害も凄いものだと聞き、事務所に問い合わせ、大丈夫だと知り、入塾を決意しました。通って勉強しよう!と。

 これが私の推拿との出会いです。

 施術を通して、多くの患者の方と出会い、多くの師匠、仲間と出会い、今の私のスタンスは、出会う人全てが心と体を大切にする事にコミットメントしていること、です。


臨床中医推拿塾修了
井上妙子

 私は様々なお客様と接していく中で、心はすごく大事だなと感じていきました。

 そして、体と心の状態も視野に入れていかれる中医学に興味を持ち、そこからすいなを知ることになりました。

 すいなの「調和をもたらす圓」という哲学にとても共感しました。圓になるとは、バランスなのだと思います。

 人それぞれ自分に合ったバランスを整えること、それは自分を認め自分の魅力を磨き続けること。その土台があって初めて周りを受け入れ気持ちよく手をつなぐことができるんだと思 います。

 私にとって推拿は、技術を教えて頂くとともに自分を学ぶ時間でした。

 地に足をつけ、踏ん張ること。

 大地からのエネルギーをしっかりと受け取り使うこと。

 現実を受け止め、進んでいくこと。

 ふわふわしている中に真をつくること。

 底をついて変わり続けるまでやることでいい変化が生まれること。

 それらは、自分だけでは気づけなかった視点であり、それを認め、向き合い、体感が合わさったとき、苦手と思っていたものが飛躍的に変わることがわかりました。

 すいなの手技はとても繊細で強力で鋭く、明確なポイントと正確なテクニック、

 そしてそこに向かうマインドが合わさって、体が整う最良の手伝いができると思います。

 治癒はその人自身がするもの。

 その人が自分で気づき、自分で治癒力を高めていく、私はその道のりを全身全霊をかけてを手伝いする。

 そのために必要な大切な学びをいただきました。

 これからも氣を高め、その器となる自分を精一杯表現し、生きる喜びを一緒び分かち合えるよう鍛錬を重ねていきたいと思います。


第1期修了
松下博敏

静岡県浜松市にて「静岡中医学研究所」開業
http://www14.plala.or.jp/myline/chui-lab/
 
 私が郵便局をストレスによる突発性難聴で辞めてから16年になります。辞めてからまず中国イメージの整体学校に通いましたが、実際患者さんに使える技術というものは身につけることができませんでした。健康食品などの販売に走ってしまう同期を見ながら、「ああはなりたくない、本物がほしい」と強く思っていたころ、神田の書店で孫先生の本に出会い、「手技は多いけど、とっつきやすいな。これなら自分にもできるかな」と孫先生の直接指導を受けることにしました。それまでやっていた整体はどんな症状の患者さんにもまったく同じ手順、いわばベルトコンベア式で、慢性腰痛もギックリ腰も椎間板ヘルニアも同じやり方でやっていましたが、孫先生のやり方は、患者さんにあわせて施術していくやり方でした。そして手技のひとつひとつがほんとうに即使える技術であることに改めて驚嘆したのです。
 今の日本では孫先生ほどの技術を持った治療家はそういないと思います。その技術を直接学べる機会というのは非常に貴重なものであり、少数精鋭で塾生ひとりひとりに先生の目がゆき届くこの塾は、臨床で即使える手技を求める人には絶好の機会だと思います。塾を修了した後も一日セミナーなど、技術の向上をはかる機会が設けられている点も安心できるでしょう。
 推拿を始めてから14年、奥の深い道だとつくづく思い知らされることも多いですが、どんな患者さんも自信を持って受け入れることができるようになりました。安全性も高く効果も早く現れ、患者さんに喜ばれる推拿を一日でも早く自分のものにできるように皆さんも頑張ってください。

※参考までに、私のところにいらした方が推拿療法で改善した例をいくつかご紹介します。
■開業医&鍼灸院に3ヶ月程、悪化の一方でイスからの起立も歩行も困難に。紹介された総合病院は脊柱管狭窄症と診断、以来手術を勧める。半年程治療を続けたが効果が見えず。推拿開始後、数回で歩行可能に。ナント40年程続く血圧降下剤も不要と医者に告げられた。何と血液検査はコレステロール値などドレも良くなり、長年続いていた肩コリも便秘も楽に!排便排尿が出来なくなります!と手術を強引に勧めた総合病院主治医は痛くなれば手術を!と最近では180度柔軟路線に変更したゾ〜!?と女性(79)。
■自宅近くの30代女性は腰椎間板ヘルニア症で何年 も苦しむ。前からも横からも「くの字」状態。1回の施術で痛みシビレが取れ帰宅。1週間後2回目の 施術時も同様にスゴくラクそう!「色々な療法を試したけど、今回の様な劇的な改善は一度もない。」と彼女。1月に3回目を予定中!        
■数年間の長い期間の頭痛等や立つのも大変な腰痛で苦しむ神奈川県から来られた30代の女性。特別な問題点など何もなく、腰痛はたった1回の推拿で解善、頭痛も随分と楽になり薬も不要になりました。

■頚椎ヘルニアで整形に2年間。鍼灸にも数回通院したが右肩から手指にかけシビレ痛みが改善しない30代女性。推拿3回目で症状が取れました。   

■50代後半の男性は腰部脊柱管狭窄症でナント4年間に6回の手術を受けるが痛みシビレは変わらず。しかし推拿施術後から改善し現在本人納得の状況。
■手腕肩背部の痛みシビレ等で昼夜苦しむが少な過 ぎる血しょう板のため頚椎ヘルニア手術が出来ず服 薬するも効果が見えず状況が数年続いている女性が 来院。内科と整形とも何ら治療はなく経過観察だけ の状態。推拿のみで増え続けた血しょう板は手術可能なレベルに達したが、同時に 様々な症状もドンド ン消滅、驚いた事に手術までも不要になりました。 主治医は変化の早さを不思議に思い、他院で治療し ているのでは?疑ったと言う。それから14年が流 れ、健康上の問題もなくお仕事バリバリ頑張って、 この4月に元気に定年退職されました。     

■医院と2つの総合病院が椎間板ヘルニアと診断。 手術は断り改善目的で10年程プールに通うが初期症 状はしだいに悪化し腰から足にかけて痛みシビレで 歩けない女性が数年前ご紹介で来院。数回の施術で 症状は取れてもう数年が経過した現在『あの時のま ま腰も背筋もピ〜ンとのびた状態で普通に歩けるの ヨ。あの時の辛い症状もないし』とのお話しが。 

■総合病院、有名医院が腰椎間板ヘルニアと診断、 継続治療したがドンドン悪化。外回りの仕事がつら い40代女性が手術を嫌い来院。現在は症状は改善し 仕事を継続中!脂肪肝そして中性脂肪までも治療も 服薬もせず正常に。当たり前だった長年の生理不順 も改善、何と6ヶ月程で約10Kのダイエットも! 

■総合病院で椎間板ヘルニアの手術を勧められた愛 知県一宮の男性(22)は片道3時間の遠距離の来院。 5ヶ月間4回程の施術で症状がとれ総合病院でも手術 不要の診断が。2ヶ月1度ペースで来院される現在 は何と花粉症も消滅してます!朝から夜まで立ち続 ける長時間の仕事も元気に頑張れています。   

■ご主人の仕事の関係で台湾での生活が長い主婦は 頚椎症を台湾の中医学病院で長い間治療していた。 が、症状は改善せず。2ヶ月程の帰国時、当院にて 数回施術にて症状が改善、台湾へ。継続治療してい た主治医は改善の状況に納得したとのお話が。 



第2期修了
下山千恵子
東京都調布市にて 「下山推拿整体院」 開業

 私が独立開業いたしましてもうすぐ8年となります。ひとえに孫先生と出会え、学ばさせていただいたおかげと心より感謝いたしております。
 独立前には他の治療院に勤めながらも、技術の未熟さを感じ、いろいろな治療法を学びましたが、納得できずにいました。
 そんな折り、機会があって孫先生のセミナーに参加させていただき、技術のすばらしさに感動して、実技研修を受けたことで患者さまにも大変喜んでいただけましたので、自分でもやっていけると自信もつき、開業に至りました。
 開業へ向けてのアドバイスやその後の疑問や不安にも、その都度適切なご指導も頂けますし、技術向上のためのセミナーも開いていますので安心して働かせていただいています。


第8期 臨床中医推拿塾修了
梅原二郎

東京都府中市にて「紅葉丘整骨院」開業
http://www.momiji-seikotu.com/
私は平成16年5月に「紅葉丘整骨院」を東京都府中市にて開業しました。
その開業半年前に孫先生の推拿塾に参加させていただきました。

自分で開業する前は指圧を中心とした施術をしていたのですが、長年施術されている患者さんほど筋肉がガチガチに固くなっていくということにずーっと疑問をいだいていました。
しかし、筋肉が固くなっているのは、筋膜や筋繊維が癒着している状態なので、その癒着を取り除かなければ筋肉は柔らかくならない、と孫先生に教わり長年の疑問からやっと解放されました。

指圧やマッサージを否定する訳ではありませんが、指圧や一般的なマッサージは癒着を取り除くことを目的にしていないので、単なる刺激にすぎないのではないかと感じました。刺激というのは、慣れてしまうと更に強い刺激を求めるようになります。その結果、やればやるほど筋肉が固くなってしまうのだと悟りました。

実際、癒着を取り除く「分筋」という手技で施術すると、やればやるほど筋肉がどんどん柔らかくなることに感動しました。「筋肉の癒着を取り除く」という考えは他の手技になく、筋肉の癒着を取り除く多様な手技はまさに推拿の独占場といえます。

また、「正骨」という骨格や関節の矯正法も患者さんが感動するほどその場で結果のでる手技です。矯正というとカイロプラッティックが有名ですが、カイロは歪んだところしか、矯正をしません。そして、固くなっている筋肉に対するアプローチの足りないため、すぐに戻りやすいという特徴があると私個人的には感じています。

しかし、推拿の「正骨」は背骨ならすべての関節の動きをつけて全体をしなやかにする、という私にとってコロンブスの卵的な発想でした。筋肉のアプローチも「分筋」でしっかりとするため、他の手技とは比較にならないくらい推拿の施術は効果が長持ちするということを実感しています。

これは、西洋医学と東洋医学の根本的な考えの違いの差からきているのだと私は考えています。西洋医学は悪いところだけ治せばいい、と対処療法的な考えですが、東洋医学は体全体のバランスを第一に考えます。

私は開業当初は保険で施術していました。この頃は私ひとりで約60名施術していましたので、本当に忙しかったです。しかし、保険での施術は対処療法的な施術になってしまい、推拿本来の全身を診るということが難しく、もどかしさを常に感じていました。

そこで、開業して3年後、外傷以外の保険での施術は一切辞め、自費で施術することを決断しました。推拿の技術があれば、自費でも十分通用するという自信があったからです。

今では、初回女性8,000円、男性9,000円。2回目以降も30〜40分の施術で女性6,000円、男性7,000円という価格設定ですが、常に予約がいっぱいの状態です。

私は推拿ほど本質をついた手技はないと思います。孫先生の治療の考えはシンプルですが、本質というのはシンプルなものだと思います。

私は開業半年前に推拿塾に参加し、開業後は今までの手技をすべて捨て、推拿塾で学んだ手技で施術し、保険診療においても、そして自費に切り替えた後も結果を出すことができました。
これもすべて孫先生のおかげだと感謝しております。

体の不調で悩まれている患者さんに対し、お役に立ちたいと真剣にお考えでしたら、孫先生の主催する「推拿塾」に参加し、本物の手技を学ばれることをお勧めいたします。



第9期 臨床中医推拿塾修了
松本敬大
柔道整復師
 私が品川の鍼灸整骨院で院長を勤めていたころ、孫先生のうわさを聞き、治療を受けに行きました。
 感想は、今まで受けた治療の中で一番効果があり、納得のいくもので、私も本物の手技療法を身につけたいと思い、臨床中医推拿塾に参加申し込みました。

 その後、東京中医学研究所にて週2日勤務させていただく事になり、孫先生の臨床を拝見させていただいています。
 その姿は静かで美しく、迫力があり、気と力が体の奥深くに浸透していく様子がこちらにも伝わってくるほどです。 孫先生の推拿はまさに芸術といえましょう。

 推拿塾参加希望の方は、孫先生の実際の治療を受けてみる事をぜひおすすめいたします。



第16期 臨床中医推拿塾修了
渡辺吉光

神奈川県茅ヶ崎市にて「整骨院 ほほえみ堂」開業
私は神奈川の秦野に整骨院を開業して5年目となります(2010年3月に茅ヶ崎市へ移転)。
学校では国家試験の勉強が中心で臨床に関する技術的なことはなかなか教わる機会が無いまま免状をいただいた ことを記憶しています。その後、整骨院に就職し、患者さんを治療するなかでひとつの疑問が生まれました。「治してるのか?」、「通わせてるのか?」・・・数年後、この疑問を解決するために開業という道を選びました。開業は終わりではなく始まりであって、技術向上の為に数々のセミナーに参加しました。

それなりに効果があるものもありましたが「一生の技」として腑におちるものには出会えませんでした。
孫先生のことは書籍、ビデオ等で拝見させていただいておりましたが、推拿塾の存在を知ったのは最近で是非、直接ご指導を受けたいと思い参加させていただきました。

セミナーに参加して、今まで疑問だった「治せる治療とは?」の答えがでるのに時間は掛かりませんでした。毎回、直接孫先生の手技を体感させていただき、「治されてく」感覚がとても心地よく、私の患者さんへの効果も かなり高いものとなり、充実感のある内容にとても満足しています。
治療以外でも、治療家としてのあり方や、人格者としての中国の格言や孫先生の人柄にとても共感し、少しは自分も成長できたかなと思っております。

今後、日本の保険医療は厳しい現実の中、整骨院として何ができるのかを考えていくと「治せる治療家」に孫先生の推拿塾は私にとって大変勇気と希望を与えてくれました。勉強に終わりはありませんので今後ともご指導の程、宜しくお願いいたします。

最後に、とても心地よい雰囲気の中でセミナーを受けさせていただいた事を高い志をもった塾生の方々、孫先生に感謝いたします。

ありがとうございました。


第16期 臨床中医推拿塾修了
阿部一貴
柔道整復師
 私は柔道整復師として将来独立開業に向けて現在勉強中です。今後保険に頼らず、自費診療での開業を考えていて、何か治療効果の高い治療法はないかと探していた時に「推拿」を知りました。調べてみると、臨床中医推拿塾というセミナーで孫先生が推拿を教えている事がわかったので、すぐに参加することを決めました。

 授業では、推拿を使っての様々な疾患に対する、臨床で即使える治療法を丁寧に細かく教えていただき、自分の治療の幅を広げることができました。また、技術的なことだけではなく、治療家としての「心」の持ち方といった精神的なことまでも指導して頂きました。さらに、先生の長年の臨床で培われた貴重な経験談を聞くこともでき、半年間という短い間でしたが、開業に向けて、自分の進むべき方向を定められ、大変有意義で濃密な時間をすごすことができました。

 まだまだ未熟な私ですが、これからも推拿を勉強して、孫先生のような素晴しい治療家になれるよう頑張って行きたいと思います。



第16期 臨床中医推拿塾修了
齋藤善久

神奈川県茅ヶ崎市にて「ウェルネス湘南整骨院」開業
 18年前、社会人野球のトレーナー活動が治療家としてのスタートでした。  その後、故郷の茅ヶ崎で整骨院を開院。今年で14年目になります。
 開業当初から幅広い年齢層、様々な競技レベルのスポーツ選手に来院していただいています。みなさんの希望は怪我の早い回復。そして早期復帰。 そのお手伝いをするために、常に新しい技術を追求しています。

 推拿を知ったのは、より即効性のある手技を探し求めている時でした。
 そして一日セミナー受講。孫先生の手技を体験するチャンスをいただきます。

 衝撃的でした。

 見てびっくり、受けてびっくり。未経験の感覚。
 手技で特に驚きだったのは分筋法でした。
 敢えて言葉にするのなら「外科手術的手技療法」でしょうか。
 孫先生の指先は、メスのように鋭く的確に癒着した筋繊維を分けていくのです。
 それはまるで筋細胞を自由自在に操っているようでした。

「スポーツ選手に必要なのはこれだ!」

 今までの自分流にどこか物足りなさを感じていた私は、推拿との運命的な出逢いを感じました。
 その後すぐに入塾。

 入塾当初は独特な手の使い方に四苦八苦しましたが、孫先生の丁寧なご指導により、 徐々に克服することができました。
 授業の翌日からすぐに実践。その繰り返しで推拿が着実に身に付いてくるのを実感しました。

 即効性はもちろん、効果が長期間持続するのも推拿の大きな特徴です。
 当院での治療効果は目に見えて上がり始め、患者様の反応が明らかに変わってきたのは言うまでもありません。

 日々の治療において、またスポーツの現場でも推拿はすばらしい結果を出しています。
 スポーツトレーナーとして既に活動されている方も、これから目指す方も、 推拿を身に付ければ強力な武器になることは間違いないでしょう。



第18期 臨床中医推拿塾塾生
小松裕明

愛知県豊川市にて「こころ手〜cocorote〜」開院
http://www.cocorote.jp
 私は愛知県の豊川市で「こころ手〜cocorote〜」という、中国整体とリンパセラピーの店を開業しています。
 私は地元にある中国整体(推拿)の専門学校を卒業し、治療院で勤務、その後開業しました。

 日々治療していく中で、
○あるレベルまでは効果を感じていただけるが、その先が・・・
○疾患別の手技の少なさ
○正骨の理論と種類の少なさ
○全ての患者さんを健康で笑顔にできていない 等
 物足りなさを感じ、技術の向上をしなければいけないと思い、インターネットなどで探していました。

 偶然にも、孫先生の推拿塾のホームページを見ることができ、「分筋」と「正骨」の説明を読んだとき、「これが自分の求めていたものだ」「この手技を体験してみたい」と思い、すぐ、孫先生の治療を受けに行きました。

衝撃的でした!!

手技の多さ、即効性、先生のオーラ、なんといってもレベルの高さ。
「どうしてもこの手技を学びたい」「本物を身に付けたい」
すぐ入塾を決めたのは言うまでもありません。
そのときの胸の高鳴りは今でも忘れられません。

授業では毎回、孫先生に直接、丁寧に指導していただきました。
一番嬉しかったことは、即使える手技を、包み隠さず教えていただけたことです。
用事があり、どうしても授業に参加できなかったときも、補講でしっかりフォローしていただけました。
授業で習った手技を、治療で使ってみると、筋肉のほぐれる速さ、痛みの取れ具合など、治療効果は目に見えて上がり始めました。
患者さんからも「即効性を感じる」「楽な期間が延びた」など、うれしい声を多く聞くようになり、心の中でガッツポーズをしています。

全ての患者さんを、短期間で健康で笑顔にしたいとお考えの治療家の方には、ぜひ、孫先生の「推拿塾」に参加し、学ばれることをおすすめいたします。
最後に、孫先生をはじめ、高い志を持った塾生の方々に心より感謝いたします。

ありがとうございました。






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